さらに同局長は今後の内外の資金移動の見通しについても言及。「米国の金融政策のゆくえが、一番大きなファクターであることは間違いない。これまで米国のQE終了や国内外の多くの要素が、中国の資金の国際移動に多くの影響を与え、企業も財務戦略を見直してきた。
しかしこれらの変化はすべて米国のQE終了によるものではない。人民元レートの変動幅の拡大や国内経済情勢、為替相場の強弱観の対立なども大きく関係している」
「これらの結果は、総じて有益と評価できるものだ。改革の方向性とコントロールの目標に合致している。中国は引き続き米国の金融政策のゆくえに注意を払いつつ、対応策を十分に検討していく。市場も国内外の情勢に大きな関心を寄せている」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年10月24日