「中国は経済構造のモデルチェンジの中で、伝統的な労働集約型の輸出産業から脱け出している。これはアジア太平洋の一部の国に、新たな経済・貿易のチャンスを創造する。中国は伝統的な衣料品、ローエンドの電子製品製造業から脱け出すことで、ベトナム、バングラデシュ、カンボジア、ラオスなど一定の産業の基礎を持つ国に、市場進出の機会を提供した」
コズル-ライト氏はまた、「南アジアの一部の国が直面している真の問題は、これらの産業を受け入れる基本的な能力の欠如だ。利益を手にできるかは、産業インフラの整備の進捗にかかっている。発展に成功した模範である中国は、アジア太平洋諸国で技術普及の協力をし、その他の発展途上国の政策制定者に発展の経験を提供できる。この成功の経験の共有は、中国のアジア太平洋の経済・貿易協力促進の重要な部分になるべきだ」と指摘した。
「中国証券報」より 2014年11月7日