【広西チワン族自治区】
~ネットワーク化で競争力強化~
広西自治区の南寧と広州を4時間で結ぶ南広高速鉄道は、ビジネスマンや旅行客、学生たちの人気の的だ。高速鉄道ができる前は13時間を必要とした路線である。現在、1日18本のダイヤが組まれている。
南広高速鉄道という、この鉄道大動脈は広西自治区の経済を大きく押し上げる役割を果たす。鉄道路線の都市がそのまま経済ベルトを形成し、そのネットワーク化は一段と優れたものになる。南広、柳南、衝柳、沿海の各高速鉄道が接続されることで、海や国境に接しているなどの広西自治区の地理的特性がより生かされ、経済社会発展のための競争力が一段と強化されることが予想されている。