〇「構造調整」が進む輸出入
税関による大まかな統計によると、今年第1四半期、全国の輸出入貿易総額は、前年同期比6%減の5兆5400億元、このうち3月は、輸出額が同14.6%、輸入額が同12.3%、それぞれ減少した。
沈報道官は、「対外貿易の輸出入額が減少していることについて、商務部は、今年第1四半期の変動の波がかなり大きかったと認識している。1月はやや低下、2月に大幅に上昇、3月に再び低下した」と指摘した。商務部は、「輸入の落ち込みは、国際市場で大口商品の価格が下がったことで、輸入総額も大幅に下がったことが主な原因」と分析している。
沈報道官は、これについて、「輸出入の『ダブル減少』が起こっているが、構造調整の進行という良い状況も現れている。この構造調整では、製品構造、市場構造、地域配置、企業構造、貿易構造などのあらゆる面において、さらなる合理化が進んでいる」と指摘した。
「人民網日本語版」2015年4月18日