三、国際経済政策において中米両国は交流と協調を強化
世界経済のリスク対応に中米両国が協力を深めていることを高く評価。両国は国際社会と歩調を合わせ、マクロ経済政策での協調・協力を一層強化し、構造改革やイノベーションを通じ、中長期的な成長潜在力の向上に努める。
楼部長はこれまでも中国が生産能力の余剰問題を重視していると指摘。海外で中国に生産能力削減の量的指標を課すべきとの意見が浮上していることに対し、楼部長は「中国で計画経済の時代はとっくに過ぎ去った。企業にこのような指標を命じることはできない。中国の鉄鋼業で民営企業の生産能力が約半分を占め、足元では環境、安全、エネルギー消費、品質などの指標の監督管理と法執行を強化することによって、市場的な手法を通じて生産能力の削減を進めている。この段階において、従業員のリストラ問題にも重点的に対処している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月8日