中国商務部研究院区域経済協力研究センターの張建平主任は取材に応じた際に「中国の世界の経済成長への貢献は誰もが認めており、中国経済の堅い基盤の上に成り立っている。中国は最大の発展途上国、世界2位の経済大国として、長期にわたり安定した中高速の経済成長を維持している。またたゆまぬ改革により市場の活力を引き出し、これにより生まれる巨大な需要と供給は世界経済の重要な成長エンジンとなった。中国による貢献は今年も大きい。供給側構造改革の推進、6.5%を超える見通しの経済成長率などが重要な支えになる」と判断した。
中国財政部の肖捷部長は先ほど、米ワシントンで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で「今年以来、中国経済の発展のなかで前向きな要素が増えている。中国は今年の6.5%前後という経済成長率目標の実現に自信を持っており、世界の経済成長にさらに貢献することになる」と述べた。
貿易・投資のチャンスが続く