モルガン・スタンレーがこのほど発表した研究報告書によると、中国は低所得国から中等所得国に変化するが、これは世界経済の史上最大規模の、最も高速の経済モデルチェンジとなる。課題に直面しているが、中国が最終的に高付加価値製造業・サービス業大国へのモデルチェンジに成功し、世界の投資家に引き続き多くの投資チャンスをもたらすことに期待できる。
一帯一路で世界に貢献
中国の世界経済への貢献を論じる際に、一帯一路を欠かすことはできない。国家行政学院発展戦略・公共政策研究センターの楊正位主任は「一帯一路は建設が始まってから3年以上に渡り、求心力を高める国際協力の場、人気上昇中の世界的な公共財になった。中国は近年、一帯一路沿線国との貿易額を伸ばし続けており、すでに56カ国と二国間投資協定に署名している。多くのプロジェクトが急ピッチで推進されている。これらの実務的な協力は、経済グローバル化の健全な発展の維持を強く支えた」と話した。