中国の世界経済に対するけん引力は、貿易・投資などの分野で際立っている。データによると、中国は8年連続で世界一の貨物貿易輸出国、世界2位の輸入国の地位を維持している。中国の外資導入額は25年連続で発展途上国の首位を維持している。中国の対外投資の過去10年間の平均成長率は25%以上で、5年連続で世界トップ3となっている。
張氏は「中国は将来的に、世界経済の発展により多くのチャンスをもたらす。中国の今年第1四半期の輸出額は14.8%増、輸入額は31.1%増となった。世界の経済回復の流れが強まり、中国の貿易構造が改善を続けるなか、中国の輸出入は良好な発展の流れを維持する見通しだ。これは世界の貿易成長、世界経済の回復にとって、重大な好材料だ」と指摘した。
世界銀行はこのほど、中国経済の秩序あるモデルチェンジは、北東アジアの経済が安定成長を維持する上で重要な要素になると報告した。中国経済のモデルチェンジは中期的に、他国の輸出機会を創出する。データによると、中国の今後5年の貿易額は8兆ドルに達し、6000億ドルの外資を導入する見通しだ。対外投資総額は7500億ドルに、海外旅行者数は延べ7億人に達する。