「史上最も厳しい粉ミルク新政策」近く施行 中国企業が海外事業を加速

「史上最も厳しい粉ミルク新政策」近く施行 中国企業が海外事業を加速。

タグ:史上最も厳しい粉ミルク新政策

発信時間:2017-12-05 16:22:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 2018年1月1日の「史上最も厳しい粉ミルク新政策」の全面実施まで1カ月を切り、新たな再編が生じている。粉ミルク業界の変革の主役となる企業や代理店は準備を整えたり、投げ売りしたりして大試練到来前のコスト回収に努めている。


粉ミルクブランドの70%以上が淘汰


 国家食品薬品監督管理総局の孫梅君副局長は12月1日、719品種の乳幼児用粉ミルクを11月30日までに認可し、同局は年内に約900品種を審査し、市場供給を間に合わせると発表した。


 粉ミルク新政策により、業界の大整理が行われる見通し。元国家食品薬品監督管理総局副局長の滕佳材氏は以前、国産粉ミルクブランドのうち、103社が2000品種を調合し、個別企業の調合は180品種以上になると明かしている。専門家は、新政策の実施後、粉ミルクの数は2000品種から500品種以下に減少し、粉ミルクブランドの70%以上が淘汰されると予想する。


外国産粉ミルクが中国進出を競う


 中国産粉ミルクの登録制度に基づけば、中国市場に入る全ての輸入粉ミルクが中国認証認可監督管理委員会の認証を得た工場から配合登録する必要がある。しかし、1つの工場が登録できるのは3ブランド9品種だけである。中国市場で粉ミルク販売資格を得るには、まず工場がなければいけない。そのため、中国認証認可監督管理委員会の認証を得た海外の工場の価値は倍増することになる。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月5日

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