独キール世界経済研究所予測センター主任エコノミストのシュテファン・クーツ(Stefan Kooths)氏は、中国経済の成長と構造改革について、「中国経済は規模も大きく成長が安定しており、世界経済の成長に大きく寄与している。中国の政策決定者が安定的な経済成長に向けて注ぐ努力は世界経済に重要な意味を持つ」と述べた。
同氏は、中国経済の成長は今後も続く見通しだとした上で、中国の金融システムは安定しており、中国経済の伸びしろは非常に大きいとして、向こう2年はなお高度成長が続くと指摘。中国経済の構造改革については成果が出ているが、今後も継続的な推進が必要だとの認識を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年1月10日