米国はすでに変わってしまった世界を再評価し、先進国と新興国が勃興発展する新たな現実をはっきりと見極める必要がある。ワシントンのエリート達は人種や文化の驕りを捨て去るべきで、他国の技術発展の能力を過小評価してはならない。彼らは、閉鎖的な態度は米国の技術的な優位性を守るうえで必ずしもプラスにならないことを知るべきだ。米国は21世紀の全く新しい競争に身を投じるべきだ。競争の中で誰かが走り出しても自分はもっと速く走れることを事実で示せば、追い越されることはない。
中国の市場は充分に大きくなった。米国が技術の輸出規制を強化するなか、中国市場は自国の技術的進歩を支持するために投資を拡大し、より多くの自国の科学技術の成果を生み出すに違いない。閉鎖は21世紀の論理ではない。少し遠くを見渡せば、閉鎖は決して米国に科学技術の優位性にプラスとならないことがわかるだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月26日