2018年1-6月の中国ソフトウェア・情報技術サービス産業は、「穏中向好」(安定を維持しつつ改善に向かう) 基調で推移し、前年の同じ時期を上回る高い伸びをみせた。
クラウド・コンピューティング、ビッグデータ、人工知能(AI)などの技術が徐々に成熟するのに伴い、新業態や新技術の様々な分野における新たな応用展開が進んでいる。これと同時に、ソフトウェア技術と他の業界との融合が一層深まり、ソフトウェア産業は中国の経済社会の各分野において、イノベーションによる新たな発展を加速させる「アクセル」としての役割を担うようになった。
中国工業情報化部(工信部)が先ごろ発表した統計によると、2018年1-6月の中国ソフトウェア・情報技術サービス産業の売上高は前年同期比14.4%増の2兆9118億元、税引き前利益は10.5%増の3581億元だった。