また、上場企業は58社で、設備・自動化関連や先端技術製造、ソフトウェア、情報技術などの分野に及ぶ。中でも、ハイアールは「コスモプラット」のノウハウやビジネスモデルを世界各国で展開し、これまでに世界9つのスマート工場に導入してきた。建築用セラミック、インテリア、農業、アパレルなど12業種、11地域と20カ国に及び、世界3億2000万人の利用者にサービスを提供、取引額は3133億元、受注台数は4116万台に上った。
呂副研究員は、「ソフトウェア技術と他の業界との融合は一層深まり、ソフトウェア産業は中国の経済社会の各分野において、イノベーションによる新たな発展を支える重要な手段になった」と指摘し、次のように述べた。
「インターネットという媒体を通じて、ソフトウェアを中心とする情報通信技術はデータの移動や利用を最大限に促進してきた。情報データは新たな生産要素となり、電子商取引やスマート・サプライチェーン・マネジメント、スマート物流、スマートヘルスケア(スマート医療)などの新興産業を産み出し、従来型産業のデジタル化、スマート化へのモデル転換を加速させた」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年8月17日