1−7月の外資導入①得難い「安定成長」

1−7月の外資導入①得難い「安定成長」。

タグ:外資導入 1−7月

発信時間:2018-08-17 15:19:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国商務部が16日に発表したデータによると、中国の今年1−7月の実行ベース外資導入額は、前年同期比2.3%増の4967億1000万元となった。外資導入が安定成長を実現し、構造改善が続いた。小幅成長という成績は、得難いものだ。不確実な外部環境を迎え、改革開放をさらに加速し、外資導入の安定成長の実現に向け努力しなければならない。


 得難い「安定成長」


 今年1−7月の実行ベース外資導入額は安定成長の流れを示した。中国商務部のデータによると、1−7月に全国で新設された外資系企業数は、前年同期比99.1%増の3万5239社となった。実行ベース外資導入額は2.3%増の4967億1000万元。上半期の中国の外資導入額は1.1%増。


 中国商務部研究院外国投資研究所の郝紅梅副主任は「世界の投資成長が多くの不確実性に直面し、地政学的リスク、貿易環境の悪化、投資の保護主義の台頭といった要素があることから、中国の外資導入の小幅成長は得難いことだ。これは中国市場の競争力と、中国の投資環境への高い評価を反映している」と指摘した。


 中国の外資導入が安定を維持すると同時に、導入構造もさらに改善されている。1−7月のハイテク製造業の実行ベース外資導入額は前年同期比31%増の487億8000万元。うち電子・通信設備製造業は40.3%増、コンピュータ・事務設備製造業は63.7%増、医療機器・設備・計器製造業は149.2%増。ハイテクサービス業の実行ベース外資導入額は581億元。


 対外経貿大学の桑百川教授は「外資導入の安定成長が実現されたのは、昨年より中国で打ち出されている一連の開放拡大措置の実施により、外資系企業の投資の良好な環境が形成されたためだ。また中国が外資参入条件の緩和を続け、さらに産業構造の改善、消費アップグレードの顕著な傾向が加わり、外資系企業が投資に意欲的になっている」と分析した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年8月17日

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