中国の「一帯一路」構想に沿って中車長客は、海外市場の巨大なチャンスをしっかりとつかんだ。姚丹氏は、2年前に同社がリオ五輪へ提供した15本90両の五輪地下鉄について、運行パフォーマンスに優れていたため、ブラジル政府関係者や世界各国の国民から称賛されたとの例を挙げている。
中車長客は現在、イラン、タイ、サウジアラビア、シンガポール、イスラエル、マレーシアなどの沿線国でプロジェクトを手がけているほか、ロシア、ウクライナ、カザフスタンなど複数の国・地域で数十件に上る軌道交通装備プロジェクトに関わり、中国高速鉄道の「走出去(海外進出)」において「中国製造」の輝かしい名刺となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年8月31日