米国はなぜ華為の欧州進出を阻むことができないのか?

米国はなぜ華為の欧州進出を阻むことができないのか?。

タグ:中米貿易摩擦

発信時間:2019-06-20 11:28:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 クロスボーダー通信事業者のボーダフォンが15日にスペインで開通した同国初の5G商用ネットワークは、中国の華為公司が主要サプライヤーだった。これに先立ち、英国とスイスも一部都市で5Gネットワークを開通しており、そこでも華為の技術が使用されている。

 

 米国は最近、自国だけの利益を得るべく「華為が国家のセキュリティーを脅かしている」とでたらめな理屈を至る所でまき散らすと同時に、欧州に圧力をかけて華為製の設備と技術を使用する同盟国の情報共有を減らすと脅し、欧州5Gネットワーク建設からの華為の排除を迫っている。

 

 しかし、実際には、米国の「不正な手口」は、欧州5G市場の華為導入を止めることができていない。米国式のいじめが増長しても、市場と事実の力は抑えられず、欧州が私心を抱く「旧大国」に嵌められることはない。


 欧州の5G建設で依然として華為が導入されていることは、市場が最終的に理性的な選択をしたことを示している。華為の5G技術は現在、先進的な地位にあり、コストパフォーマンスの高さと信頼性の強さで、各国の通信事業者と良好な信頼関係を築いた。スペインの主要メディア「エル・パイス」は先ごろ、華為の設備を他社製に変えた場合、通信事業者のコストが15%増えると試算。「華為を見切る」ことは、間違いなく欧州の5G導入を後らせるとの見解を伝えた。

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