道理に外れると賛同者を失い、是か非かは人が判断する。華為の提供する技術が支える5Gネットワークが欧州で相次いで開通するなか、米国が国家機関を使って民営企業をいじめるのは大衆の支持を得られず、このような市場の秩序を乱す行動は最終的に力を失うだろう。米国の規則破りで私利私欲な行動は、欧米の同盟関係を損ねるだけで、大西洋両岸間の隔たりをますます広げてしまう。
華為の不遇は、どのような態度で競争に臨むべきかを考えさせられる。歴史を振り返ると、偉大な国家、企業、人物が成功したのは、競争に直面した時に排斥と抑圧ではなく学習と協力の姿勢を取ったためだ。結局、自ら努力しなければ真の力をつけられず、陰招(汚い手)や壊招(悪い手)を使って偉大になることはできない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年6月20日