GERMAN FINANCE ONLINEは、中国が「米国のスタイル」で米国の追加関税に対抗したと指摘。米国経済が衰退の危機にあるなか、中国の決定は米国経済の今後に更なる災難となる。また中国には、米国債の売却や、「信頼できないエンティティ・リスト」構築など、まだ多くの手段が残されているとした。
BBCも、中国は関税以外の措置で米国に報復する可能性があるとみている。これらの潜在的手段としては、米国企業からの投資に対する安全審査の実施、税関検査の強化、米国企業との契約取消などがあるという。このほか、米国側が貿易戦争の手段をさらに強化した場合、中国側も税率引き上げで対抗する可能性があるとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月2日