米サプライマネジメント協会のトーマス会長は、「中国で経済衰退が起きるとは思えない。中国の経済成長は力強く、“一帯一路”は中国に新たな市場をもたらす。中国経済が短期的な試練に適切に対応し、成長の活力を維持できると信じている」と述べた。
世界の貿易活動が低迷する中、中国との協力強化は多くの外資系企業の共通認識になっている。世界最大のコンテナ輸送グループの1つであるマースクは寧波市に国際物流センターを投資建設し、建設中の梅山第1期倉庫は同社の世界初位の全自動倉庫となる。
マースク・アジア太平洋地域サプライチェーン商品マネージャーのアントニオ・ランドル氏は、「マースクにとって、中国市場は非常に重要で、我々の最大の市場の1つでもある。ここには活力に満ち溢れた経済と急速に増加する中等所得層がある」と述べた。
外資が次々と中国に入っていることは、中国のビジネス環境の持続的な改善と深く関わっている。先週末に財政部と世界銀行が主催したビジネス環境合理化シンポジウムで、海外の駐中国商会の代表らは中国のビジネス環境を称賛した。