トップ500社の高給を諦め農村へ、ダンサーから特殊教育の教師へ… 人生の選択

「人民網日本語版」  |  2022-06-07

トップ500社の高給を諦め農村へ、ダンサーから特殊教育の教師へ… 人生の選択。

タグ:特殊教育

発信時間:2022-06-07 16:42:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

今年も卒業シーズンがやってきた。人生の岐路に立った時、私たちはどのように行き先を選択するべきだろうか。最近、中国中央テレビのある番組が数人の若者のそれぞれの選択にスポットを当て、迷える若者たちへ参考になるケースを紹介した。

華やかな都会?高給? 山村での農業を選んだ人

有名大学を卒業して、フランスに留学し、トップ500社に就職する。多くに人にとって、夢のような素晴らしい人生コースだろう。しかし名門大学を卒業し、よい仕事を見つけて大都市でのキャリアアップを、柯嘉華さんと周晰さん夫婦は選ばなかった。

柯さんは上海の同済大学交通運輸工程学院で学んでいたとき、同大経済・管理学院で学んでいた上海出身の女性の晰さんと知り合って恋に落ちた。晰さんがフランス・パリへの留学から戻ってくると、2人は都市で働き生活することをすっぱりやめて、福建省漳州市南靖県にある柯さんの実家に帰った。小さな山村で有機農業の生産販売を手がけ、「新農村」の「新農家」カップルになった。

山村に根付いた2人は、広い視野と市場を把握する力を駆使して、オーガニック栽培の方法を活用し、化学肥料や農薬を使わないと生産量が少なくなるという問題を克服し、それまで1種類だったオーガニック茶葉を8種類まで増やすことに成功し、100世帯ほどの農家を動員して、オーガニック栽培の茶葉を市場で5000キログラムほど販売した。同時に、ライブ配信などの方法を通じて、周辺の農村のメンマ、リンゴ、ナツメなどの農産物を支援し、5000キログラムほどの売り上げにつなげた。

数学からフォトグラファーへ 人生の黄金比をどうやって探り当てたか?

軍隊に行き、ビジネスを行い、ボールパークを作り……という具合に、北京大学数学科学学院を卒業した「石家荘河流隊」パパさんは、職業の選択で迷った時には、思い切っていろいろ試してみて、自分の人生を大胆に塗り替えてきた。最終的に37歳になった時、心から夢中になれるポートレートフォトグラファーの仕事に就いた。

文字と画像は喜びと充実感を与えてくれた。今は情熱をもって素晴らしい表情をフレームに収め、子どもの成長をレンズで捉え、女性の最も美しい一瞬を切り取っている。

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