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中国海軍司令官初訪日 「机上の空論」時代に終止符
発信時間: 2008-11-27 | チャイナネット

中国海軍司令官の訪日は、中日間の「机上の空論」時代に終止符を打ち、両国の海上軍事力の交流強化と相互信頼の促進に大いに役立った。そして両軍交流の方向がより明確になり、専門的な分野での実務交流の段階に入ったことを示している。

3、両国の戦略的互恵関係の実施を促進

両国間の軍事交流は、政治関係のバロメーターだ。中日関係もそうである。2006年以来の両国指導者の相互訪問は、中日の戦略的互恵関係の構築を促進しており、麻生首相が政権を引き継いだ後も、何度も日中関係を重視すると表明し、中国に対して「利益外交」を展開することを打ち出した。

麻生首相は、中国で行われたアジア欧州首脳会合(ASEM)に出席した時に中央テレビ局のインタビューを受け、日中関係には多くの「共通利益」が存在し、特に世界が重大な挑戦に直面している今、両国は交流や協力を強化しなければならないと語った。

このような背景の中、中国海軍の司令官が予定通りに訪日したことは、両国指導者が達した共通認識を実施し、中日防衛分野における交流や相互信頼をより一層強化させ、両国の戦略的互恵関係の発展促進にも現実的な意義がある。

 

歴史と現実が原因で、中日両国、特に中日両軍の関係はとても複雑だ。日本にとって外交を展開することは相当難しいし、特に米国の政治や外交による制約は大きい。アジア問題や台湾問題で成果を上げたいのであれば、日増しに発展している隣国の中国を無視することはできない。中国にとって、アジアの安全問題や台湾問題を適切に処理するには、日本は重要な要素である。

米日は一時期、中国海軍の活動が頻繁だとはやし立て、一部のアジアのメディアも「中国海軍脅威論」と騒いだ。今回の中国海軍司令官の訪日は、中国海軍の合理的な成長のために、良好な周辺環境を作るだろう。

「チャイナネット」2008年11月27日

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