中日経済知識交流会30周年記念座談会が開催

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発信時間: 2010-04-27 16:06:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中日経済知識交流会30周年記念座談会(主催:国務院発展研究センター)が26日、人民大会堂で開催された。座談会には温家宝総理や日本の鳩山由紀夫首相から祝辞が寄せられた。

温総理は祝辞で「障ナ小平先生の提唱で発足した中日経済知識交流会は、中国の対外経済交流の先駆者であり、中日友好協力の開拓者だ。双方のメンバーは30年間にわたって、世界経済や両国の発展・改革の重大なテーマについて定期的に見解を交わし、互いに学び合い、参考にし合い、価値ある政策提言を多数発表し、中日の経済対話と協力の推進に重要な役割を発揮してきた。その影響と意義は2国間の範疇を超えている。中日経済知識交流会は今年30周年を迎える。私はここに謹んで中国政府を代表し、熱烈な祝意を表すとともに、両国の経済交流と協力に長年関心を寄せ、支持し、参与してきた各界の人々に崇高な敬意を表す」と述べた。

また「中日は共に世界の主要経済国であり、互いに重要な貿易パートナーだ。世界金融危機に対処する中で、東アジア経済の発展は一層の注目を浴びている。両国はしっかりと好機を捉え、協力を強化し、共に試練を迎え撃ち、手を携えて共に進むべきだ」と指摘。「交流会が今後、より広い視野と積極的な進取の精神で、両国の経済貿易協力の新たな分野、新たなルート、新たな措置を模索し、中日の戦略的互恵関係に新局面を切り開くために貢献することを希望する」と表明した。

鳩山首相は交流会の発足30周年に祝意を表し、過去30年間にわたる双方のメンバーによる熱意ある働きや貢献を積極的に評価。交流会が引き続き両国関係の強化に建設的な役割を発揮することへの期待を表明した。

座談会には交流会の中国側座長を務める張玉台・国務院発展研究センター主任、日本側座長を務める福川伸次氏、宮本雄二・駐中国大使を始め、交流会の歴代メンバーや関係者70人余りが出席した。

中日経済知識交流会は1981年に障ナ小平氏の提唱に基づき、中国の谷牧副総理(当時)と日本の大来佐武郎元外相によって始められた、中日間の定期的な対話枠組み。毎年1回の全体会議を両国で順番に開き、マクロ経済や経済貿易協力について重点的に討議している。全体会議は過去29回開催されており、次回は4月に中国の重慶市で開催される。

「人民網日本語版」2010年4月27日

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