日本の西松建設(株)は26日東京簡易裁判所で、第2次世界大戦の中に強制連行され、新潟県信濃川水力発電所の建設工事に強制的に従事させられた中国人に関して、原告と和解し、謝罪また賠償した。
西松建設は、強制労働の事実と責任を認め、謝罪し被害者及び遺族に1億2800万円を賠償した。西松建設は賠償金を中国人権発展基金会に委託し、賠償金、被害者の行方の調査、死者の追悼などに充てる。
『中国人強制労働者連合会』はこの日、東京で声明を発表し、「和解は被害者が10数年間戦ってきた成果であり、日本の中国人労働者強制連行問題の全面的な解決にとって意義のある一歩前進だ」とした。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年4月27日