グーグルアースでは、釣魚島(日本では尖閣諸島)をめぐって中日両国のネット利用者たちが注釈の「争い」を繰り広げており、釣魚島に関して「この島は自国の領土だ」といった意見が次々と寄せられている。
日本の艦艇に抗議するためにペットボトルを投げつける台湾の釣魚島保護に関わる男性
「環球ネット」の掲示板にあったあるネット利用者の方法を試してみた。まずグーグルアースを開き、台湾の基隆市を検索。そして北東方向に地図を移動して拡大すると釣魚島が目に入った。地図を拡大して「実景の写真を示す」という箇所をクリックすると、ネット利用者たちの書き残したメッセージを見ることができる。
小さな釣魚島だが、ここには何十人もの注釈が満ちている。メッセージには、「釣魚島は中国のもの」「これは中華人民共和国の領土」と書かれた中国大陸部の人たちのメッセージもあれば、「日本保有の尖閣諸島」「ここは日本の沖縄に属する」といった日本の人のものもあり、韓国や中国台湾のメッセージも見ることができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年5月21日