日本の国際交流基金は26日、中日青少年の相互理解を深めるために、出稼ぎ労働者(農民工)の子弟の職業訓練を行っている「北京百年農工子弟職業学校」に日本関連の書籍を寄贈した。(写真は在中国日本国大使館が提供)
寄贈式
今回の寄贈は3月末に青年訪中団の団長として「北京百年農工子弟職業学校」を視察した西村智奈美外務大臣政務官が提案したもので、在中国日本国大使館が調整して実現の運びとなった。
寄贈された書籍は全部で約160冊。日本を写した写真集や中国語に翻訳された日本の小説、簡単な日本語の教科書などが含まれており、今回の書籍寄贈を機に日本アニメ「河童のクゥと夏休み」(原恵一監督、2007年)も上映された。
寄贈された日本関連の書籍や雑誌
歌で感謝の気持ちを表す生徒たち
最後に職業学校の生徒たちは「太陽の光はいつも風や雨のあと(陽光総在風雨後)」を歌って感謝の気持ちを表した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年5月27日