チベット学者が日本人記者の質問に回答
チベット学者が日本人記者の質問に回答。
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発信時間： 2010-07-19 15:48:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
日本人記者：さきほどの紹介によると、代表団は通訳を除き4人ともチベット族とのことだが、うち2人が漢族の氏名を名乗っているのはなぜか？
チベット学者：中国のチベット族人口は約500万人で、うち約280万人はチベット自治区に、残り約220万人は甘粛省、青海省、四川省、雲南省などに居住している。一部のチベット族はチベット族の氏名「家名」と、「官名」即ち漢字の名前の両方を持っている。（国務院新聞弁公室七局の王エン文・副処長が補足「私の中国語名は身分証明証の名前で、チベット語の名前は扎西錯姆（音訳）と言う。父はチベット族と漢族の血が半々、母は代々のチベット族だ。私は公平を期して、父の姓を自分の中国語名の姓とし、母の出身であるチベット族を自分の民族に選んだ。私の回りのチベット族にはこうした状況の者が多い」）。中国でのチベット族の生活・居住は、他民族との雑居が多く、自民族だけの集住は少ない。ダライ・ラマのいわゆる「大チベット区」は、他民族を追い出そうとするものだ。他の民族にとってこれは受け入れられないし、一般市民の怒りを招くものだ。
「中国チベット学者・活仏代表団」は訪日中、名古屋、京都、大阪などを相次いで訪問し、交流活動を行った。
「人民網日本語版」2010年7月19日
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