2011年度パナソニックスカラシップの内定式が22日、中国人民対外友好協会ホールで行われ、中日友好協会の関立彤事務次長が2011年度の奨学金支給リストを発表した。清華大学、北京大学、大連理工大学、西安交通大学から選ばれた6名の大学生が2011年4月から松下電器の支援で日本の修士課程に進むことになった。
中日友好協会の関立彤事務次長 |
中国人民対外友好協会の井頓泉副会長 |
松下電器中国北東アジア本部の |
席上、中国人民対外友好協会の井頓泉副会長が挨拶し「今回選ばれた中国の学生たちはこのチャンスを通じて、中日の架け橋になることを期待する」と述べました。また松下電器中国北東アジア本部の城阪俊郎本部長は「このチャンスを掴んで、幅広い知識を身につけるともに、世界の安定と発展に貢献できる人材のように努力してほしい」と激励した。
奨学生の陳璐さん |
さらに、大連理工大学の陳璐さんは修士課程に進むことになった学生を代表し、「私たちは今回に選ばれたことに感謝しており、この気持ちを忘れず、日本での学業に励んで、両国国民の友好交流を促進するため頑張ります」と発言した。
中国駐在日本大使館の山田重夫公使 |
パナソニックスカラシップの河野一浩社長 |
今日の内定式には中国人民対外友好協会の井頓泉副会長、中国駐在日本大使館の山田重夫公使、パナソニックスカラシップの河野一浩社長、松下電器中国北東アジア本部の城阪俊郎本部長、松下電器(中国)の馬雲飛副総裁と植田健三理事長らが出席した。
松下電器(中国)の馬雲飛副総裁と6名の奨学生たち
アジアの発展に貢献する人材の養成や日本と各国の相互理解の増進を図るため、1998年にパナソニックは「パナソニック スカラシップ」を設立した。この事業は毎年一回アジアで優秀な学生の日本への留学を支援する。そのうち、中国からの留学生は最も多く、全体の三分の一を占めている。
中国日本友好協会、中国の各大学と日本の松下電器が共同でこれを実施しており、各大学から優秀な学生を選抜して、希望の大学と専門を志願して三年間の修士課程に進むもので、松下電器から奨学金が支給される。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年7月23日