第23回東京国際映画祭の提携企画として、2010東京・中国映画週間が23日から11月5日まで東京で開かれている。24日に行われたオープニングセレモニーでは、中国映画界の代表団団長を務める『新康定情歌(チベット恋物語)』の江平監督、『十月囲城(ボディガード&アシサンズ)』の陳徳森(テディ・チャン)監督、及び名俳優と呼び名の高い蘇有朋(アレックス・スー)などが登壇し、舞台挨拶を行った。
オープニングセレモニー
ボディガード&アサシンズ
オープニング作品として『十月囲城(ボディガード&アシサンズ)』がオープニングセレモニーで上映されたほか、『守望童年(流浪児を探して)』、『人在囧途(帰省男、辛いよ)』、『杜拉拉昇職記 (上司に恋する女)』、『夢回金沙城(夢の王国)』、『孔子』、『新康定情歌(チベット恋物語)』、『尋找劉三姐(ラブソングの行方)』、『歌舞青春(ハイ・スクール・ミュージカル)』、計9作品が出品されている。
東京・中国国際映画週間は今年5回目を迎え、これらの作品を通して中国の「今」を日本のファンに伝えるとともに、両国の相互理解を深めること、映画・観光産業の経済相乗効果の促進に役立つことを目指している。そして、今年初めての試みとして、25日に「中日映画と都市の魅力」シンポジウムが開催される。このシンポジウムでは、中日両国の映像産業と各地域が持つ資源を横断的に統合し、各都市の観光発展企画とネットワークの一体化、コミュニティ化を推進することなどについて話し合う。
オープニング作品『十月囲城』
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年10月25日