依然として強い日本のソフトパワー

依然として強い日本のソフトパワー。

タグ: ソフトパワー 日本

発信時間: 2011-01-19 15:01:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

日本に学べ

中国は日本から学び、日本の長所を取り入れる必要があると朱教授は指摘する。経済力によって絶えず国民の素質を高め、文化産業の全体的な発展を推進することで、ソフトパワーをさらに高い段階へと押し上げなければならないという。「日本人ももともとはそんなに勤勉ではなかった。明治維新以降、社会全体が『上へ、前へ』という積極的な雰囲気に満ち、第2次大戦後もこの精神を持ち続けてきた。この過程で、日本国民の素質は大いに向上したのだ」

中国は「発展途上国」から「国際社会から尊重される大国」へと徐々に発展しており、ソフトパワーの向上の余地は非常に大きいという。

「ソフトパワーの向上は一朝一夕には完成しない。学習の過程においては、学術界であれ、教育界であれ、実業界であれ、落ち着きを取り戻し、短期的な功利主義を捨て、寂しさに耐え、着実に物事をこなしていかなければならない。映画『アバター』は制作に十数年かかったそうだ。日本の優れたアニメ作品の多くもそうである。中国の文化界にはまだ功を焦る気持ちが充満しており、帰国するたびに、中日間の違いを感じている。中国が自身の経済力に匹敵するソフトパワーをつけたいと思うなら、苦労して学ぶ過程を経なければならない」と指摘する。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年1月19日

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