矢野浩二さんは中国に来て今年4月で丸10年目になり、中国で春節を過ごすのはこれで10回目だ。しかし、妻と5カ月の娘と一緒に、妻の故郷である重慶で春節を過ごしたのは今年が初めてだ。
春節直前の1月22日、「環球時報」が主催する「2010年国際風尚年度大賞」の授賞式が行われ、最優秀外国人俳優賞に選ばれた矢野さんは、2010年を振り返り「2010年は僕にとって特別な一年になりました。家族もでき、それにこのような光栄な賞を頂き、ただただ関係者に感謝です。まだまだ未熟者ですが、これからも努力あるのみでやっていきます」と感激の気持ちを示した。
新しい一年に対する期待について、矢野さんは「チャイナネット」の記者に、「今年も挑戦あるのみ。新しい挑戦を続けていきたい。春には日本で自伝の出版を予定しています。この本を通してリアルな中国を知ってもらう良い機会になればいいですね」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年2月12日