日本のお寺
中国国内の一部の寺院は、すでに民族習慣や信者とは縁遠く、もはや観光スポットに限りなく近い存在と化してしまっている。日本の宗教も同じ問題を抱えている。寺院は金儲けの一装置と成り果て、日本の庶民たちは怒っている。信者たちの寄付などは免税対象となっており、宗教団体は収入のほとんどを「布施」と見なし徴税を逃れている。このため、日本の宗教はますます世俗化し、脱税、あるいはうまい汁を吸うための一道具にまでなってしまっている。
先日、メディアの報道により、金閣寺と銀閣寺の有馬頼底住職に2006年から2009年の3年間で2億円の申告漏れがあったことが明らかになったが、これは氷山の一角にすぎないと見られる。(陳言)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月8日