日本に新たな政変起きるか?

日本に新たな政変起きるか?。 大連立によって震災復興、社会保障、安全保障といった3つの方面の問題解決に取り組むことが両党の幹事長の発言から伺える。この3つの方面が順調に推し進められれば、震災によって起きた新たな政変が予想外にも未来の日本を形づくる原型となるかもしれない…

タグ: 大連立 菅直人 退陣

発信時間: 2011-06-08 11:45:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

党内にあって、菅氏が逃れられない原罪は金のある鳩山氏と勢力のある小沢氏に力が及ばないことだ。2010年末、菅氏はかつて支持者に、自分の立場は「実習免許」でしかない、今後「正規の免許」にしたいと吐露した。しかし、2日夜以降、各方面の支持を失った菅氏は「実習免許」でさえ近く返上することになる。

5日、民主、自民両党の幹事長が意気投合して以来、この4年間、日本の政治再起を図る手段とみられてきた政党大連立がようやく樹立しようとしている。自民党が衆議院、民主党が参議院の実権を握る「ねじれ国会」が07年に誕生してから、日本政府は内部対立が激しさを増して空回りし、大連立を理想とする期待が高まった。大震災後の3月29日、菅首相は自民党に大連立を呼びかけたが、電話で要請しただけで誠意がみられず、自民党から断られ、大連立は再び蜃気楼と化した。

しかし、大震災による被害は深刻で復興は難航し、現在の政治体制では日本はこの突出した問題を回避できない状況になった。ついに単独ではリードできなくなり、「大連立によって大事を成す」ことが、被災者や一般市民から経済界、政界にいたるまで共通認識となった。大連立によって震災復興、社会保障、安全保障といった3つの方面の問題解決に取り組むことが両党の幹事長の発言から伺える。この3つの方面が順調に推し進められれば、震災によって起きた新たな政変が予想外にも未来の日本を形づくる原型となるかもしれない。しかし問題は、現在バラバラの日本の政界が大連立を運営するのはかなり至難の業となるのは間違いない。日本の政治の智恵が試される時がきた。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年6月8日

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