▽「萌え」産業の経済効果
日本のオタク・アニメ族は、「萌え文化」を社会の主流にまで押し上げ、「萌え産業」「萌えブランド」「萌え経済」「萌え株」が誕生するまでになった。多くの「萌え」系漫画や雑誌は、低迷していた日本の出版業に巨大な利益をもたらした。
中小企業が先を争うように「萌え産業」に資金を投入しただけではなく、日本の各地方も軒並み、「萌え」と観光業を結び付け、「萌え寺」「萌え神社」が、雨後のタケノコのごとく続々と誕生した。また、日本の大型家電メーカーは「萌え家電」を開発中という。テレビ、扇風機、エアコン、音響製品などを擬人化することで、帰宅すると、家電が温かく迎えてくれるような感覚を「主人」は持つことができる。統計データによると、日本の「萌え」市場規模はすでに888億円に達した。「萌え」市場の総規模が数兆円に達する日は近いと予測する専門家もいる。
「人民網日本語版」2011年9月2日