自力更生による国産ブランド
記者:嫦娥の2回の月面探査で使われた先進技術は全て中国の技術ですか?
欧陽氏:アメリカアポロ計画には当時56億ドルが投資されました。1960年代から20年間余りのほとんどのハイテク技術の発展を牽引しました。アポロ計画は三千種以上の新規技術を生み出し、民間に使われるようになり、確実に大きな影響を与えました。アポロ計画では最も古い計算で1ドルの投資で4-5ドルを生み出したといわれています。最近の発表では1:14というデータもあります。
嫦娥一号の技術は全て中国で研究開発されました。嫦娥二号には更に大きく工夫を追加し、一部の機器を改良しました。特にカメラの解析度は120メートルから10メートルまで改良しましたが、これは難しい仕事でした。こうした作業は中国で自己完結しています。