公演の中で南沢社長はなんども質問を投げかけ、インタラクティブな交流を心がけていた。また、注目したいのは、参加者のほとんどが日本語専攻の学生ではなかったが、日本語ができる人が少なくなかったことだ。今回のイベントには同時通訳がつけられていたが、南沢社長の質問が終わると同時通訳が訳し終わる前に、参加者から日本語で回答が大きな声で返されていた。最後の方は質問になると、ほとんどの参加者が日本語で南沢社長に積極的に質問を投げかけていた。
今回のイベントの熱い雰囲気が伝わるだろうか。たった2時間という短い時間だったが、イベントの最後には、参加者の多くが去りがたく、主催者と記念撮影をしていた。このようなイベントは本当の意味で中日の市民感情を通わせ、両国の文化交流を促進すると確信した。中日両国の市民、中でも若者の相互理解には、大きな推進力があるのは確実だ。参加者一人一人が持ち帰った記念写真以上の収穫に期待したい。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月25日