奥井禮喜氏:考えるか、考えないか

奥井禮喜氏:考えるか、考えないか。 子子孫孫のために」というきれいな言葉が氾濫する。実際のところは「売らんかな」的経済活動に没頭すればするほど、子子孫孫の未来はますます危ないものになっていく…

タグ: 自然 経済 農耕 人類 生物

発信時間: 2012-01-31 14:22:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

文=奥井禮喜氏

地球上の生物は、自然のシステムのなかで生活している。

半径6,400kmの地球上にさまざまの生物が棲息している。生物圏は地球上で生物が棲息している場所であり、海水、陸水、土壌、大気圏の一部で、地表上下20km、大気圏は地上10kmまでである。地表の1/3が陸地だ。

現生人類であるホモサピエンス(Homo sapiens)の登場は20万年前、人類と類人猿の分岐は500〜400万年前、生命の起源は40億年前。人類が農耕を発明したのは12,000年前とされる。

1995年時点で生物種は175万種、過去400年に動物600種が絶滅した。とくに大型哺乳類が危機状態にある。人類が70億人に膨張した経済活動の一方で割を食って絶滅していったと考えるべきである。

産業革命は1760〜1830年である。

英国で産業革命が開始したときから現代は252年の時点だ。ホモサピエンスの登場からの期間に比較すればまことに短期間で加速度的に変化した。

見方を転じて、地球上の生物が本来自然のシステム(生物圏)において生存するように生まれてきたとすれば、人類は生物圏にあって、人類独自の棲息システムを構築してきたことになる。

すべての生物が、自然のシステムにおいてもっとも調和的に棲息し続けられる(はず)という前提に立つならば、人類はその調和を破壊してきているのだから、持続的に棲息できるのかという大疑問が発生する。

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