専門家の「大地震予測」が、在日中国人を悩ませる 帰るべきか、留まるべきか

専門家の「大地震予測」が、在日中国人を悩ませる 帰るべきか、留まるべきか。 最近、日本の研究機関は地震予測に余念がない。専門家に一致しているのは、関東地区で大きな地震が発生する可能性が増している点だ。これが在日中国人にも緊張感を与えている。日本に留まるべきか、中国に帰る準備を進めるべきか、多くの中国人にとって大きな悩みになっている…

タグ: 地震 予測 中国人 IT業界  定住 

発信時間: 2012-02-08 16:08:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

資料写真:東京

最近、頻発する地震をうけ、日本の研究機関は地震予測に余念がない。予測内容はまちまちではあるが、専門家に一致しているのは、東京とその周辺地域で大きな地震が発生する可能性が増している点だ。これが在日中国人にも緊張感を与えている。日本に留まるべきか、中国に帰る準備を進めるべきか。いずれにしても、多くの中国人にとって大きな悩みになっている。日本華字紙《中文導報》が伝えた。

IT業界の中国人がうわさで動く理由は?

昨年の3.11東日本大震災、そして津波と原発事故の後、うわさで動揺する人が後を絶たない。

千代田区に住む李暁陽さんは、旧正月の正月初七(1月29日、日曜)、彼の会社につとめる3人の社員が家族と共に北京に戻ったという。東京で4年以内にマグニチュード7の直下型地震が発生すると聞いて、中国国内の両親が東京から離れるように要望したのだ。

李暁陽さんは泣くに泣けない気持ちでいる。去年の3.11東日本大震災以降、中国から来ていたIT関係のスタッフがあっという間にみな帰ってしまった。今回はひどいことに、東大の学者が予測したあるうわさでスタッフは帰ることになった。李さんは致し方ないという。思えば、周辺で起こっている地震は、東大の学者の予想を裏付けているようでもある。確かに注目せずにも慎重にならざるにもいられない。

大手町のIT業界で働く姜大力さんは、大震災があって、すぐに高い航空運賃を払って上海に帰ったが、3カ月後また東京に戻ってきた。今回は、妻と子どもを上海の実家において1人でやってきた。1人なら行き来が楽だからだという。

日本のIT業界の仕事は一言でいって、残業に次ぐ残業だ。しかも残業しても給料は増えない。若い内は仕事の犠牲になるのは、日本ではよくあることだが、これでは自分だけでなく、家族も不満がたまる。その上、毎日地震を気にしなければいけない。やはり、彼自身も中国へ帰国したほうがいいと思い始めているという。

定住型の中国人は「自然にまかせる」

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