宮城県気仙沼市の被災直後と今
岩手県大槌町の被災直後と今
年月の流れは速く、震災から間もなく1年が過ぎようとしている。3月11日に日本で発生した東日本大震災の悲惨な光景がまだありありと思い出される中、1年がもう目の前まで来ている。被災者の生活は震災前のような活気を取り戻せたのだろうか。世論調査がこの答えを教えてくれる。調査によって、地震や津波による被災地の復興が「進んでいない」と感じている日本国民が72%いることがわかった。「日本新華報」が伝えた。
3月11日の東日本大震災から1年を迎えようとしている今、読売新聞社は2月25~26日にかけて被災地の再建に関しての全国世論調査を行なった。地震や津波による被災地の復興が「進んでいない」と答えた人は「あまり」と「全く」を合わせて計72%を占めた。
そのうち、東北地方の復興に対する不満は最も高く、78%を超えた。関東、近畿、中国、四国が75%で、もっとも低い九州でも65%の人が復興は進んでいないと感じているようだ。
復興が「進んでいない」と答えた人に原因は何かと聞くと、「政府の災害への早急な対応に問題がある」と答えた人が61%だった。「東京電力福島第一原子力発電所の爆発事故の被害収束が迅速かつ順調にできていない」と答えた人は最も多く、83%を超え、東北では91%と地域別で最も高かく、政府の対応に不満を感じているようだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月7日