米紙:日本のプルトニウムの大量保有には危険が潜む

米紙:日本のプルトニウムの大量保有には危険が潜む。 日本は数十年で大量のプルトニウムを貯めこんだ。資源の乏しい日本にとって、これらのプルトニウムはクリーンエネルギーの重要な原料の一つであるはずだが、東日本大震災による放射能漏れ事故が発生し、世界で放射性元素を保有することに対する懸念が高まっている…

タグ: 放射能漏れ事故 核兵器 核燃料 プルトニウム保有 オウム真理教 

発信時間: 2012-03-29 11:19:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

原発事故の発生後、日本国内では原発に反対する声が高まった。これを受け、国内にある原子炉54基のうち稼動中のものは1基だけとなった。近くその他の原子炉が稼動する可能性も低い。これにより、日本が数十年貯め込んできたプルトニウムはそれほど役に立たなくなり、その保有量を減らす有効策も見つかっていない。

オバマ米大統領は26日、リンゴほどの体積のプルトニウムでも数十万人を死に至らせ、世界的な危機を起こすことは可能だと語った。

オバマ大統領はソウルで行った演説で、「分離プルトニウムのような放射性元素を貯め続けたり、これらの物質がテロリストの手に入ったりしてはいけない」と述べた。

米同時多発テロ事件調査委員会がまとめた報告によると、アルカイダやオウム真理教などのテロ組織は、かつて核原料の入手を試みていた。

核分裂性物質に関する国際パネル(IPFM)によると、世界には約500トンのプルトニウムのほか、約1440トンの高濃度プルトニウムがある。

 

 

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