中国、「脱原発」日本の太陽エネルギー市場を狙う

中国、「脱原発」日本の太陽エネルギー市場を狙う。

タグ: 太陽電池モジュールメーカー,原子炉

発信時間: 2012-05-15 14:25:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

今年に入って、中国の少なくとも5社の太陽電池モジュールメーカーが日本に事務所を設立した。専門家の分析によると、日本における原子炉の全面停止は、中国の太陽光発電業界に新たなきっかけを与えている。

世界最大の太陽電池モジュール生産国である中国は、米国による反補助金・反ダンピング措置を受けている。中国は太陽電池モジュールの約90%を輸出している。

専門家は、日本政府は今年、電力消費に関する補助金制度を打ち出し、それにより日本の太陽エネルギー市場に大きな魅力が備わると見込んでいる。

福島で放射能漏れ事故が発生する前、原子力発電は日本の総発電量の3分の1を占め、政府のエネルギー基本計画では、2030年までに原子力発電量の比例を53%に引き上げることが要求された。

グリーンピース(NGO)はある報告の中で、「放射能漏れ事故は日本の転換点になったが、今後のクリーンエネルギーの持続可能な開発にも巨大なチャンスをもたらした。日本には豊富な再生可能資源と非常に先端的な技術があり、再生可能資源分野の先駆者になることは極めて容易だ。また、危険で高価な原子力技術への依存をやめることもできる」とした。

日本の太陽光発電と風力発電の設備容量は現在3500メガワットに達し、グリーンピースは、2015年までに4万7200メガワットにすることを要求している。昨年の日本の太陽光発電の設備容量は世界5位で、世界の総設備容量の5%を占めた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月15日

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