中国網:また、その中でも重視されている環境意識について、御社の取り組みを教えてください。
右田:2011年、ブリヂストングループは、2009年に定めたブリヂストングループ 「環境宣言」をリファイン致しました。当社は、「自然と共生する」ために、「資源を大切に使う」技術を開発・活用し、地球温暖化に対して「CO2を減らす」ことに誠実に取り組んでおります。「持続可能な」社会の実現に向けて主体的に取り組んでいくために、当社が特に重要と考える 「3つの社会の実現」 に向けた、長期的な環境活動を明確にしました。
ブリヂストン中国は設立当初よりグループの先進的な環境理念を中国に導入し、企業活動における「環境保護」への配慮を経営の最重要課題の1つと位置づけ、「安心」で「持続可能」な環境活動の展開へ取り組んでおります。
製造領域においては、ブリヂストン中国はグリーン工場づくりに力を入れております。そして、グループ範囲で率先して本社に定められたゼロエッミションの基準を中国4工場に導入し、2010年6月に、この4工場は既に完全ゼロエミッションを実現できました。
社会貢献の領域においては、ここ数年、ブリヂストン中国は持続的に子ども向けのエコ絵画コンクールや、一般カーユーザー向けの環境啓蒙イベントを展開し続けております。生物多様性保護の面においては、2011年7月に、ローカルで有名なNGO組織と共に、「青海生態保護プロジェクト」を起動しました。今年の3月より、当社は、中国婦人連合会主催のエコイベントにも積極的に協力しています。
「商品とサービス」の領域においては、エコピアをはじめとするグループの先進的なエコ商品を絶えず中国に導入し、国産化を実現すると同時に、グリーンサービスへの投入も強化しております。「バンダグ」リトレッドタイヤ技術に基づいた「タイヤ総合ソリューションビジネス」はその例の一つとして上げられます。