(4)米国のことをわかっていない。米国は釣魚島問題に首を突っ込むことはできるが、いざ有事になれば日本の肩をもつと期待できるのか?
40年前、中日両国首脳は大局に着眼、釣魚島問題を棚上げし、将来に解決を委ねるという重要な認識で一致し、中日の国交正常化の扉が開かれた。それから40年、日本政府の高官は両国の先代が確立した共通認識を顧みず、右翼政治家に荷担し、中日関係を維持する大局に背き、両国関係を大きく傷つけた。これこそまさに「犬が尾を噛むのではなく、尾が犬を弄ぶ」としかいいようがない。
人は犬より賢いから、「尾」に弄ばれるはないだろう。まして上層の政治家ならなおさらだ。高い所に登らなければ遠くは望めないが、それでも辺りを見回してみることだ。「犬の尾」だけみて「犬の尾」の周りを回るだけなどもってのほかだ。
四没看清美国。美国可以在钓鱼岛问题上搅浑水,但一旦有事,难道能指望它为日本拼命吗?
40年前,中日两国领导人着眼大局,就“钓鱼岛问题放一放,留待以后解决”达成重要谅解和共识,中日邦交正常化的大门由此开启。正当“四十而不惑”之年,日本政府的一些高层人士却罔顾两国老一辈领导达成的谅解和共识,被一小撮右翼政客裹挟,同维护中日关系的大局背道而驰,给两国关系造成了极大伤害。这真的应了日本谚语所说,“不是狗咬尾巴,而是尾巴在戏弄狗”!
人比狗聪明,所以不会被“尾巴”戏弄,更何况是高层政治家?即使不登高望远,也应该左顾右盼、瞻前顾后。如果只盯着“尾巴”看,围着“尾巴”转,岂有不受戏弄之理!
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年11月1日