牙を抜かれたF-35A 日本の中国対抗の夢を幻に

牙を抜かれたF-35A 日本の中国対抗の夢を幻に。 米国防総省試験評価局(DOT&E)は先ほど議会に提出した2012年度報告書の中で、日本に売却するF-35Aに、短射程空対空ミサイルなどを装備できるF型を搭載せず、同ミサイルを装備できないI型のみを搭載するとした。産経新聞は27日、これは日本が調達するF-35Aが作戦能力を持たず、実戦投入できないことを意味すると伝えた…

タグ: 戦闘機 F35 ステルス ソフトウエア

発信時間: 2013-02-01 14:57:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

資料写真:戦闘機F-35A

日本は米国製の第4世代ステルス戦闘機を調達し、中国に対抗しようと試みてきた。数年間の機種選択を経て、日本は最終的にF-35Aを選択した。ところが日本にとって予期せぬ事態が生じた。米国防総省試験評価局(DOT&E)は先ほど議会に提出した2012年度報告書の中で、日本に売却するF-35Aに、短射程空対空ミサイルなどを装備できるF型を搭載せず、同ミサイルを装備できないI型のみを搭載するとした。産経新聞は27日、これは日本が調達するF-35Aが作戦能力を持たず、実戦投入できないことを意味すると伝えた。

日本政府が米国からF-35Aを調達することを決定すると、日本全体が喜びにわき返った。同戦闘機を使用し、中国のJ-20ステルス戦闘機に対抗できると思ったからだ。現在から2017年3月末までに、日本政府は最初の4機の調達を開始する。日本メディアは、航空自衛隊への同戦闘機の配備後、日本はアジア初の、世界でも米国に続く2番目に同戦闘機を配備した国家になると伝えていた。これを受け、日本は時期的な面から見ても先進技術の面から見ても、中国を凌駕することになる。日本は同戦闘機により、中国に対する空の優勢を維持し続けようとした。

しかし米国防総省の報告書により、同4機は防衛省の要求を満たすことができず、実戦投入できないことが明らかになった。同戦闘機には最新ソフトウエア「ブロック3」が搭載されている。同ソフトウエアには、短射程空対空ミサイルなどを装備できる最終型のF型と、同ミサイルが搭載できないI型の2種類がある。米国が使用しているF型は最大高度1万5000メートルの機能を誇るが、日本に輸出するI型は1万2000メートルにしか達しないため、実戦投入できず、訓練用にしかならない。

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