「いずも」全面分析⑤日本は空母に頼って中国に対抗するのか

「いずも」全面分析⑤日本は空母に頼って中国に対抗するのか。

タグ: いずも F35 空母

発信時間: 2013-08-09 16:54:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

もし日本がより大きな空母を建設すれば、より多くの、より先進的な戦闘機を搭載することができ、制海権と対陸攻撃の問題は解決できるか。その答えはノーだ。日本のアジア太平洋地域における重量級の潜在的ライバルは中国だけであるが、中国は大量の先進的戦闘機を所有しているだけでなく、改造を済ませた空母「遼寧」もすでに服役しており、国産の空母建設の計画まである。

 中近海において、大量の大型空母と空軍の支持を得る米海軍ですら、中国に対する圧倒的優位性は確立していない。日本が空母を発展させ、第一列島線内の東中国海、釣魚島(日本名・尖閣諸島)海域で中国に対抗するのは、意味がないように思える。

 「いずも」の役割について、日本の艦船総合情報誌「世界の艦船」は、「高性能のソナーとヘリコプターの遠距離作戦能力を融合させ、戦時においては魚雷を主要武器とする隣国の潜水艦の日本の水面艦隊への接近を防ぎ、海上自衛隊艦隊の周囲約300海里の海域を安全海域とする」と伝えた。

 日本の大型DDH(ひゅうが級、いずも級)は長時間にわたり「第一列島線」付近の鍵となる水域で巡航することになる。艦船の対潜能力とヘリの数の優位性を発揮し、広範囲で長時間にわたり哨戒行為を行い、敵の潜水艦や軍艦の活動範囲に圧力をかけてくるだろう。仮に中日間で摩擦が生じ、中国海軍の多くの潜水艦が「第一列島線」を突破し、待ち伏せ攻撃、封鎖、破交作戦にでた際には、日本の対潜力に牽制されるだろう。大型DDHのヘリ搭載数の優位性、強大な対潜力、これが日本のDDHの中国海軍にとっての最大の脅威である。
 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年8月9日

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