倒産に関する噂が相次ぐ中、ソニー連結決算の中で黒字転換を発表し、反撃を開始した。ソニーが発表した最新の連結決算によると、同社のテレビ事業は12四半期連続の赤字を経て、2013年第1四半期についに黒字化を実現した。羊城晩報が伝えた。
ソニーはさらに、世界初公開の4Kテレビの新製品をこのほど中国で発表した。ソニーのテレビ事業を担当する今村昌志執行役員は、「4Kは当社のテレビ事業発展の支柱だ」と語った。これに中国メーカーの一連の動きが加わり、4Kテレビ事業で中日メーカー対決の流れが形成されている。
エンターテインメント・サウンド事業はソニーの根幹を成しており、テレビ事業はその中の主役だ。しかしテレビ事業は近年、ソニーの足を引っ張っている。円高や競争などの影響を受け、ソニーのテレビ事業は12四半期連続で赤字に陥っていた。