日本が軍拡を画策
防衛省は2014年度に4兆8200億円(3%増)の予算を申請することを決定し、22年ぶりの高い増加率となった。これは警戒・監視能力の強化、島嶼への攻撃、弾道ミサイル、サイバー攻撃への対応能力の強化を目的とするものだ。ロイター通信は、「日本と中国の釣魚島(日本名・尖閣諸島)の主権を巡る係争の中、防衛予算の申請額が増加した」と伝えた。AFP通信は、「この動きは安倍晋三首相が強硬な外交政策により、自衛隊により積極的な役割を演じさせようとしていることを示すものだ」と指摘した。
上陸作戦部隊の創設
日本は米国の海兵隊に効い、「離島防衛」を担う上陸作戦部隊を創設する予定だ。防衛省は先進的な通信システムを搭載し、指揮任務を遂行できる水陸両用車を2台調達するため、13億円を申請した。
駆逐艦と潜水艦を調達
海上自衛隊は1隻の駆逐艦(733億円)、1隻の潜水艦(513億円)、1隻の潜水艦救難艦(508億円)を調達する予定だ。
釣魚島の最前線に駐在官室を設置
2億円を申請し、石垣島に公安調査庁の駐在官室を設置する。石垣島は釣魚島に向かう場合は必ず通過する島であり、情報収集が可能だ。
PAC-3を防衛省に配備
日本政府は、「朝鮮の核実験とミサイル計画が日本の安全の脅威となっており、PAC-3防空ミサイルを東京の防衛省に配備するため、2014年度に17億円を申請する」と発表した。