鎌倉の都市化 伝統文化と特色の保護を重視

鎌倉の都市化 伝統文化と特色の保護を重視。

タグ: 鎌倉 都市化 伝統文化

発信時間: 2013-09-08 10:22:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

鎌倉は、12世紀末に源頼朝が幕府を創設し、武士政権をスタートさせた地方だ。その後は中世初頭の政治の中心になり、幕府の建築物と武士の邸宅の他に、多くの神社と寺が建立され、今日も高い保存状態を保っている。筆者は現地を訪れ、鎌倉市が現代の都市化ブームの中で自らの特色を維持したことを実感した。この特色を活かし観光業を発展させ、地域経済を振興した経験には、都市化推進中の我々が学習し参考にする価値がある。

まずは、古都としての特色の保護の重視だ。鎌倉は奈良・京都に続く3大古都の一つで、日本で最も人々の印象に残りやすい都市だ。その理由は、主に古代の文化財に対する行き届いた保護だ。ほぼすべての寺と神社内の建物は、数百年間の風雨にさらされた自然な色を留めており、現代的な原色をほとんど取り入れておらず、国宝級の文化財に対しては特に敬意を払う。鎌倉市はその他の新たに台頭した町のように、横浜や東京に近い地理的要素を活用し、不動産を大々的に開発することはなかった。鎌倉の都市建設は観光発展を基調とし、計画を統一化した。市政当局は古都保護法と鎌倉市総合計画を厳守し、都市開発を進めた。

 

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