程永華駐日大使が人民日報に掲載した記事を読むと、元毎日新聞社駐独記者の村田信彦氏は人民日報記者に対して、「同記事は日本国民の平和を望む声、国際社会の世界秩序の安定を求める輿論と完全に一致する。同記事は中国の外交的立場を、非常に慎重に説明した。「中日国交正常化の際に、中国側は日本の軍国主義分子と日本国民を、戦犯と一般的な兵士を区別するとした。中国は日本の軍国主義が仕掛けた戦争は、中国人に大きな災いをもたらすと同時に日本国民にも被害をもたらしたため、あの戦争の責任は一部の軍国主義分子が担うべきだとした」。昭和天皇は1975年までに靖国神社を8回参拝しているが、1978年にA級戦犯が合祀されてからは参拝していない。現在の天皇も靖国神社を参拝したことはなく、中国人大使の記事が皇室の観点と一致していることになる。しかしながら、安倍首相らの危険な挑発行為を阻止しなければ、日本国民は世界の歴史から批判される可能性がある。同問題の解決は中日の対立ではなく、日本人が世界の正義と人類の良知を理解できるか否かにかかっている」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年1月14日