日本では、少しでも理性のある人ならば、中国との新しい甲午戦争の勃発について議論しようとしない。関西地方の某大学で歴史を教える教授は、11日に環球時報の記者に対して、「当時の戦争で日本は勝利を収めたが、日本はあれから海外に絶えず戦争を仕掛け、自らが巻き起こした戦争の渦にはまった。これは嘘をつくのと同じで、一つの嘘をつけば多くの嘘によりごまかさなければならず、一生嘘つきのままになってしまう。ともあれ、日本が永遠に戦争を仕掛ける側にはならないことを願う」と語った。
日本国内で甲午戦争をもう一度と呼びかける人間がいるが、この教授は「日清戦争の再発を願う連中は頭がおかしいに違いない。日本の戦争の教訓は、まだ足りないというのか?今の中国はかつての清朝ではなく、強大な新興国だ。日本政府は歴史から教訓を汲み取るべきだ。戦争と暴力により日本の富を獲得できるが、最終的に日本はすべてを失うだろう」と指摘した。
日本研究に長く従事している中国人学者は、12日に環球時報の記者に対して、「日本は現在、政治も経済も低迷しており、未来の発展の潜在力についてはさらに不利な地位となっている。安倍首相やその他の日本の政治家が、日本を戦争の軌道に戻すことは困難だ。今日の東アジアは再び、群雄割拠の局面を迎えている。しかし日本は120年前の歴史の一幕を再現できない。歴史は勢い良く流れ、平和と発展が世界の主旋律になっている。武力により中国や東アジアを征服しようという企みは、もはや過去のものとなった」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年1月16日