日本の国家安全保障局、甲午戦争前の大本営に似た機構に

日本の国家安全保障局、甲午戦争前の大本営に似た機構に。

タグ: 国家安全保障局 甲午戦争 大本営

発信時間: 2014-01-09 14:53:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本で創設された国家安全保障局が7日、発足式を開いた。安倍晋三首相は式で、「日本はこれまでよりも戦略的に領土・領海・領空を保護していく」と語った。清華大学現代国際関係研究院副院長の劉江永氏は中央テレビ「環球視線」番組の取材に応じた際に、「国家安全保障局は、甲午戦争(日本名・日清戦争)前に日本に設立された大本営に似ている。今後は主に中国の情報を収集し、戦略を統一的に決定するだろう」と予想した。

国家安全保障局の部門には、「総括」、「戦略」、「情報」、「同盟・友好国」、「中国・朝鮮」、「その他」があり、主に外務省・防衛省・警察庁からの67人によって構成され、首相および関連閣僚によって開かれる国家安全保障会議の事務局になる。主な職責は、関連省庁が収集した情報の一体化された分析・対応・処理だ。

日本の国家安全保障局は国家安全保障会議の常設機構で、日本側はこれを安全・外交戦略を担当する「司令塔」として位置づけている。劉氏は、「国家安全保障局は日本の未来の全体的な軍事・外交情報を統べるシステムで、明治政府が甲午戦争前に天皇の名の下に設立した大本営・参謀本部に似ている。これは軍や政治の権力を、天皇に集約化するものだ。日本で現在、この権益を握る中心人物は安倍首相だ」と指摘した。

劉氏は、「国家安全保障会議はいわゆる安全保障、つまり軍事力を強化することに力を注ぎ、日本の対外戦略を安倍首相の全体的な戦略構想に従わせる」と分析した。

劉氏は、「日本は今後主に中国を対象とし、衛星や人員の接触といった各種ルートを通じて情報を収集し、これを国家安全保障局に集中し統一的に決定を下していく」と予想した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年1月9日

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